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ぼくの本棚 168:ウィキノミクス by ドン・タブスコット/アンソニー・ウィリアムス

2007.12.11 Tuesday

ウィキノミクスをご存じだろうか。従来型の階層支配型構造の生産モデルとは違い、コミュニティとコラボレーション、自発的秩序形成モデルのことである。ウェブで多くの人が利用してるウィキペディアを始め、リナックス、ユーチューブ、セカンドライフなど世界中で成功事例の枚挙にいとまが無い。ウィキノミクスの行動原理は4つ。オープン性、ピアリング、共有、グローバルな活動などが新しい競争原理となり、組織だけでなく経済構造までも変化させる。21世紀というのはそういう時代なのだ。ウェブがあらゆる世代に広がり、変化が速く、社内だけではとても顧客のスピードに対応できない。お互いに学び、協力し合いながら利益を共有し、業界の縦横のしがらみを取り除き、コストを下げ、ダイナミックな協創関係を築く以外に生き残る道は無い。グローバル化という言葉が空虚に響く日本企業は、もはや世界のネットワークから取り残され、パワフルな成長スピードについていけないと考えたほうがいいかもしれない。

編集長 尾中謙文

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Text by onaka

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