ぼくの本棚 134:輝く都市 by ル・コルビジェ
2007.08.09 Thursday
コルビジェは都市計画をつくる時、人間生活の諸機能より遥かに高い目標である「生きる喜び」がなければいけないと言っている。1922年に人口300万人の現代都市構想を掲げ、1952年にマルセイユのアパートを具現化した。コルビジェは高層アパートを造ることによってできた空地を公園にすることで、人間らしい尊厳のある生活と太陽・空間・緑など自然との調和を目指した。都市には「本質的な快適さ」が必要で、これがだれの手にも届くところに無いと、疲労と消耗が死ぬまで続き、衰退や社会的危機につながると警告している。東京の人口は1264万人、東京圏で3400万人以上もいる。CO2濃度増加と温暖化は解決していない。東京は「輝く都市」なのか。建築家と都市計画に関わる人達の使命とはいったい何なのだろうか。
編集長 尾中謙文
Text by onaka
