2009.01.09 Friday
2009年が始まった。
己(つちのと)は字の通り、乱れた3本の横糸に2本の縦糸を通す、正しい道筋を示す年だ。
加えて丑(うし)年は、木に縛り付け、上に向かって成長を促す、
正しい教育に力を入れる年でもある。
つまり、今までの悪事はすべて白日にさらされ、
正論をプリンシプルを持って説く時期に来ていることは、
米国でオバマが大勝したことからも明らかだ。
本書は年始にあたり、日本の歴史や特色、神と仏が共存する多様性など、
知らなかったことを整理して、日本や日本人を再認識するのに格好の書だ。
内容が多岐に渡り、知らないことが多い貴兄にはちょっとヘビーかもしれないが、
足元を固めるチャレンジには良い節だろう。
夢を叶えるためには今の自分の位置を知り、
向かう方向性を決め、ぶれなくなったらパワーをかけることだ。
あなたの夢はもう定まっているだろうか。
編集長 尾中謙文

Text by onaka
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2008.11.05 Wednesday
小室哲哉が5億円詐欺事件で逮捕された。
年収20億以上あった巨大な富は、重度の浪費で消えた。
CDトータル1億8000枚という、空前絶後のセールスに関わった人たちは、
小室が文無しで、CDが売れなくなったとたん態度を翻した。
確かに人間的には頂点から奈落へ堕ちたが、
作曲や歌詞の価値と小室の愚行とは別物のはずだ。
「色即是空、空即是色」というように
「お金は無くなる。が、やがて増える」とブッダも言っている。
物やお金への執着を捨て、詐欺罪を償い、
社会的使命に気づき精進すれば、小室も返り咲くだろう。
そのブッダを研究し、チベット密教を支え続けたダライラマ14世も、
チベットという土地への執着の強い中国によって苦しめられた。
本書は、富を得てもなお富の執着がとれない人にとって、自己を振り返るのにとても善い本だ。
本書の中で、ブッダは富の適切な使い方について8つの質問をしている。
合法的に富を得たか?
あなたの富はあなた自身だけを幸せにしたか?
あなたの富は他人も幸せにしたか?
あなたは他人と富を分け合ったか?
あなたはその富を用いて善行をなしたか?
あなたは自分の富に執着し酔いしれているか?
あなたは富の持つ危険性に注意しているか?
あなたは心の自由につながる洞察力をそなえているか?
さて、あなたにはベストアンサーがおわかりだろうか。
編集長 尾中謙文

Text by onaka
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2008.11.05 Wednesday
慶応大学で学生が麻薬を吸う事件が起きた。
少子化で道楽息子にお金を与え、道徳を教えず、行き過ぎた放蕩の結果だろうか。
戦後の動乱で無学文盲に苦しんだ日本が、
わずか半世紀で世界最高の生活水準に昇りつめた反面、
道徳が失われた大学という最高学府では、勉学と悪事の見分けすらつかなくなった。
学問とはなにか。
師を選び、共に学ぶ友人を選び、虚実を問うことだ。
現実を直視し、真実を見極めるために学問が必要なのだ。
「賢人と愚人の別は学ぶと学ばざるとにある」
と慶応義塾の創始者、福沢が書いた「学問のすすめ」は明治5年に初版され300万部を売った。
当時の日本は文盲も多く、人口も3000万人しかいなかったから、
ベストセラーは今日の比では無い。あなたにとって学問とは何だろうか。
編集長 尾中謙文

Text by onaka
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2008.10.16 Thursday
こんにちは、ホワイトヘッド編集長の尾中謙文です。
社長TVを見ていた方はすでにお気づきかもしれませんが
ホワイトヘッドは社長TVで培った経験をもとに
成長し、発展した、インターネットテレビです。
ここには「未来に、みんなが、幸せになる」ための
ヒントが詰まっています。
忙しすぎて、すっかり忘れていた大事なことや
あきらめかけていた夢へ挑戦する気持ち、
無くしかけていた倫理観があります。
WHITEHEADのロゴマークの下に小さく
Move、Wisdom、Motivationとありますが
これは感動、智慧、やる気の意味です。
ホワイトヘッドはすべてのコンテンツに
この要素を組み込みながら製作しています。
過去からの人類の経験や智慧を世界中から集約して
その素晴らしさに感動できるよう、
アートで包み、発信していきます。
やがてこのテレビは英語、中国語、アラビア語で
発信していく予定です。
みんなで創っていくテレビなので、一緒に参加したい、
ボランティアをしたいという未経験の方も大歓迎です。
ショッピングサイトも、現在準備中です。
セレクトするのは生活を楽しんでいる一流の人たちです。
コストを抑えながら、気持ちが豊かになる暮らし方を
実現する品を買えるサイトをめざします。
もちろん長く使えるこだわりの品も登場するでしょう。
ご期待ください。
■「ホワイトヘッド」という名にこめた想い
この世になぜ信仰があるか考えたことがあるだろうか。
何を信じるかは千差万別、全く自由だが、もし信じるものが無い時、
あなたの人生はどうなっていただろうか。
日本人の多くは、神社が神道で、お寺が仏教で、クリスマスがキリスト教だと知っていても、
信仰や行動はしない。
その時々、八百万の神が救いを与えてくれることを信じる、大らかな国民性だ。
しかし、最近は全く信仰心の無い人もいる。
そんな人の空いた心には「お金」という神様がすっぽり入ってしまう。
僕は、気付いた時には、ホワイトヘッドの「過程と実在」にはまっていた。
繰り返し読むたびに、その難解さに舌を巻いた。日本語訳の本も少ないし、誤訳本も多い。
それくらいホワイトヘッドは難しく、全体を理解するのに時間がかかる。
ホワイトヘッドは七つの顔を持つ。数学者、理論物理学者、プラトニスト、
形而上学者、プロセス神学の創始者、エコロジスト、文明批評家。
これに教育者(ケンブリッジ大、ハーバード大の教授)のおまけも付く。
なにしろ彼の哲学には、相対性理論や重力理論などがプラトンと並列に登場する。
彼の「数学原理」に多大な影響を受けたノイマンはコンピューターを発明した。
その驚異的広範囲な専門性と影響力は他に類を見ない。
ホワイトヘッドが専門的智慧を統合したことで様々なものが連鎖し、
宇宙創造の構造と生命の関係性を考えるきっかけをつくった。
僕にとってホワイトヘッドは、いま考えると信仰に近かったのかもしれない。
あなたが信じ続けられるものは一体何だろうか。
(ぼくの本棚243:ホワイトヘッド/有機体の哲学 by田中裕より)
ホワイトヘッドの背景には、ホワイトヘッドの哲学があります。
優れた智慧を統合し、発信することで、見る人の感動とやる気を生み出し、
ひいては幸せな未来に貢献していきたいと願っています。
Text by onaka
ホロンの扉 | TB: 0
2008.10.15 Wednesday
この世になぜ信仰があるか考えたことがあるだろうか。
何を信じるかは千差万別、全く自由だが、もし信じるものが無い時、
あなたの人生はどうなっていただろうか。
日本人の多くは、神社が神道で、お寺が仏教で、クリスマスがキリスト教だと知っていても、
信仰や行動はしない。
その時々、八百万の神が救いを与えてくれることを信じる、大らかな国民性だ。
しかし、最近は全く信仰心の無い人もいる。
そんな人の空いた心には「お金」という神様がすっぽり入ってしまう。
僕は、気付いた時には、ホワイトヘッドの「過程と実在」にはまっていた。
繰り返し読むたびに、その難解さに舌を巻いた。日本語訳の本も少ないし、誤訳本も多い。
それくらいホワイトヘッドは難しく、全体を理解するのに時間がかかる。
ホワイトヘッドは七つの顔を持つ。数学者、理論物理学者、プラトニスト、
形而上学者、プロセス神学の創始者、エコロジスト、文明批評家。
これに教育者(ケンブリッジ大、ハーバード大の教授)のおまけも付く。
なにしろ彼の哲学には、相対性理論や重力理論などがプラトンと並列に登場する。
彼の「数学原理」に多大な影響を受けたノイマンはコンピューターを発明した。
その驚異的広範囲な専門性と影響力は他に類を見ない。
ホワイトヘッドが専門的智慧を統合したことで様々なものが連鎖し、
宇宙創造の構造と生命の関係性を考えるきっかけをつくった。
僕にとってホワイトヘッドは、いま考えると信仰に近かったのかもしれない。
あなたが信じ続けられるものは一体何だろうか。
編集長 尾中謙文

Text by onaka
ぼくの本棚 | TB: 0
2008.10.08 Wednesday
物質的豊かさは、精神的障害や自殺、犯罪、暴力、薬物中毒を増加させる。
貧困から脱した後、多くの国がこの問題に苦しむ。
貧困や飢えに苦しんでいる時はそれどころではない。
日本も豊かになったが、いくらお金や物があっても、孤独や不安、
悩み、苛立ちが解決できないのは何故か。
グロフはチェコでアニメーター会社に就職したが、
18歳の時フロイトの本を読み精神科医に転向した。
グロフは多くの臨床を繰り返すうちに、
人の人格形成は、出生時の体験が影響していることに気づく。
胎児が産道を通って外に出るまでの間に、
人は死ぬ苦しみを味わい、それが精神病の元になるのだという。
グロフは最初のうち胎児の記憶を再現するのにLSDを使っていたが、
米国で覚醒剤中毒が流行り、この実験はできなくなった。
グロフはLSDの代わりに瞑想によって人の誕生記憶を再現することに成功する。
産道の中での死ぬ苦しみの後、生まれた記憶を再現した人は、心が癒されることもわかった。
個を超えるとはどういうことか。
本書には至高体験によって気づきを得た、
つまり個人の領域を超え、神や宇宙的存在を感じた事例が多く登場する。
あなたは、すでに味わった至高体験をはたして覚えているだろうか。
編集長 尾中謙文

Text by onaka
ぼくの本棚 | TB: 0
2008.10.03 Friday
米国企業倒産の影響で世界中で連鎖倒産する企業が増えているが、
あなたの会社は大丈夫だろうか。
あなたは会社にいる時、幸せに仕事をしているだろうか。
毎日がんばって働いているのに、なんで幸せじゃないのかと嘆いていないだろうか。
会社の利益を追求するほど、仕事は辛くなってはいないだろうか。
では、あなたは一体何のために働いているのだろうか。
天野氏は一橋大学在学中に公認会計士に合格し、会計の本を書き30万部のベストセラーを出した。
その後外資系コンサルの会社で、人の幸せと企業の利益を両立させるチャレンジをし、本書を書いた。
経営者も社員も身につまされる話が満載だが「すべてに感謝する」ことや
「人は、ありのままで十分すばらしい」という読後感はさわやかな秋空のようだ。
失敗や挫折は、一面を見ると堪え難いほど辛い経験だが、視点を変えてみると、
そのお陰で様々な気づきを得て、助けてくれる人の暖かさに感謝することや謙虚さを学ぶ。
良いことと悪いことは、木の葉の表と裏の関係だから、
現実を直視するには両面を見なければならない。
あなたは悪いことが起きた時、誰かに感謝をしたことがあるだろうか。
編集長 尾中謙文

Text by onaka
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2008.09.29 Monday
70年代初頭の東洋哲学とサイエンスが結合した頃の本はエキサイティングで面白い。
本書には紀元前7世紀のウパニシャッドについての記述がある。
「それは動き、しかも動かない。それは遠く、また近い。それはすべての中にあり、またその中にある」
これは原子物理学の権威オッペンハイマーの言葉の本質だ。
つまり、力と物質、粒子と波、動と静、存在と非存在などの対立概念だ。
オッペンハイマーはアインシュタインらと原子爆弾をつくったが、
後年、古代インド神ヴィシュヌに自分を重ね、生涯に渡って核兵器に反対した。
現在の量子論ではこの対立概念という枠組みさえ超越してしまうが、
2700年前のインドで「存在の本質」がすでに説かれていたのには驚く。
しかも学術的ではなく平易な言葉で。
本書の「タオ」とは宇宙と人生の多様性を追究した道教の「道」からきている。
道教は儒教、仏教とともに中国3大宗教の一つ。
タオの本質は長生きをし、自ら体験し、感動から学びを得ること。
あなたのタオは何だろうか。
編集長 尾中謙文

Text by onaka
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2008.09.22 Monday
生物も無生物も一つのシステムとして成り立っている。
システムは部分であるが全体としての性質をもつ。
そこにはヒエラルキーとして上には従属的で、下には自立的という階層化された考え方がある。
ホロンとは、部分が全体と同じような構造や機能を持つ、という意味のケストラーの造語だ。
ホロンは構造的視点で分析するのにとても便利だ。
元素、組織、器官を例にして物事を分解して説明するのに、
ケストラーは従属と自立という二元論を用いている。
残念ながらホロンは、複雑系の世の中でその先の未来に
いったい何が生まれるのかという世界観までは教えてくれない。
ホロンは70年代閉鎖的ハンガリー社会を打破する思想として生まれた。
ケストラーはいまでも僕の好きな哲学者のひとりだ。
編集長 尾中謙文

Text by onaka
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2008.09.12 Friday
我々が複数のパラレルワールドに同時に存在することは、
以前リサ・ランドールの「ワープする宇宙」でも触れた。
ミンデルはプロセス指向心理学という分野を開発した。
その原点は量子論、シャーマニズム、東洋思想の考え方だ。
「宇宙のあらゆる物質は多次元的であり、周囲のすべてと絡み合っている。
だが現在の生物学は、合意的現実の次元だけで生命について語っているため、
非局在的な量子力学の思考がなければ、生命に関する定義すら生み出すことは難しい」
とミンデルは言う。
量子理論では、物質的な粒子は無から突然出現したことを、不完全ながら解明している。
仏教ではゼロ・ポイントエネルギーの状態を「空・くう」と呼んでいる。
ミンデルは、こうした通常の感覚ではわからない「超感覚的」な力が、
すでに身体には内在していて、人、環境、宇宙のパラレルワールドと絡み合う時にあらわれる、
「生命の起源の神秘」になぞらえている。
あなたの超感覚はどんな時、どんな症状であらわれているだろうか。
編集長 尾中謙文

Text by onaka
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